2021年08月10日16:30
香りで社会を動かした王妃のオレンジ花
香りで主張する女性たち
社会的立場も弱く、主張を大声で叫べない女性達は、
「言葉」のかわりに、
メッセージとして、ハーブの香りを駆使していたんだろうなあ~。
言葉以上に、心に強く響くのが「香り」なんだと思います。。。
「アンナ・マリア・オルシーニ」の場合
12世紀フランスでヘンテコな法律
「香料・手袋製造業者営業条例」というのがあったそうです。
<臭い革の匂いを隠すために手袋に香料を添付しましょう>
って内容です(笑)。
手袋を着用すれば良い香りを発する事ができるので、当時は
香料と手袋がワンセットにされていたそうですよ~。
そこに目を付けたのが、
イタリアのネロラ公国王妃「アンナ・マリア・オルシーニ」です。
~~~~~~~~~~
ネロラ公国の広告塔アンナは、
自国物産品「柑橘類」をアピールしなければなりません。
「皆が食べる果実は需要があるけど、どの国でも生産しているし安価で儲けが少ない。」
「花の香りは果実より華やかで手袋香料になるし高価に取引される。ビジネスチャ~ンス!」
と考えたのでしょう。。。
ネロラ公国の広告塔♪ 若く美しいアンナが、
革手袋の香り付けに自国物産品「オレンジ」の花を使用し、
流行らせた事からオレンジの花の事を「ネロリ」と呼ぶようになったそうです。
自国がネーミングになり何百年も語り継がれているって凄い!
貴方もイースターセブンでアロマを駆使してみませんか♪。
コロナ禍のコースでは、
座学はオンライン、実習はスクーリング授業
(遠方の方はご相談下さい)
受講生 募集中♪
==============